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インプラント

インプラントとは

ご自身の歯とほとんど変わらない機能と外観を回復するため、インプラントが注目されています。
虫歯や歯周病などで歯を失った場合にはインプラントによる治療が最も望ましいと言われています。歯を失った箇所にインプラントを入れる事で、他の元気な歯や残存歯に負担をかける事はありません。

インプラント治療の効果

インプラントは顎の骨の中に固定されるので、かんだ時の感触やかみ応えが、より自然に自分の歯に近い感覚になります。
また、かむことで脳への刺激も強くなり、これまで入れ歯だった方がインプラントを入れると、多くの方が若々しく人生を送る事ができます。

見た目を気にすることなく大きな口を開けて笑ったり、何よりも食べたいものを美味しく食べれる人間としてとても重要なことができるようになることで、生活の質が向上します。

治療法による違い

ブリッジ

メリット
• 比較的簡単な治療で受けられる
• 自分の歯と比べ、食感や味覚は、あまり差がない
• 白い歯を選べば審美的に違和感はほとんどない

デメリット
• ブリッジを固定するために、治療の必要がない両隣の歯も大きく削らなければならない
• 支えになる両隣の歯は負担が大きくなり、6～8年程度でだめになる
• 抜けた歯の部分の骨がやせてくる
• ブリッジ部分と歯茎との間に食べ物カスが詰まりやすく不衛生になりやすい
• まれに発音しづらくなることがある

入れ歯

メリット
• 比較的簡単な治療で受けられる
• 取り外しが可能で、自分では歯磨きが困難な方には衛生的

デメリット
• 両隣の歯にバネが架かるので、審美的に違和感がある
• バネの架かる歯に負担がかかり、数年で弱ってくる
• 形状がキッチリ合ってないと動きやすく、痛みが伴う事がある
• 硬いものやお餅など、噛む事が困難である（歯があるときの半分程度）
• 食べ物カスが付着しやすく口の中が不衛生になりやすい
• まれに発音しづらくなることがある
• 毎日取り外して手入れをする必要がある

インプラント

メリット
• 自分の歯とほとんど変わらない感覚で噛む事ができる
• 噛む力、味覚が自然な歯とほとんど変わらない
• ブリッジのように健康な両隣の歯を削る必要がない
• 他の歯に影響を与えないことで、審美性にも良い
• インプラントがしっかり固定すると、顎の骨がやせるのを防ぐ事ができる

デメリット
• 手術が必要
• ブリッジや入れ歯より、日数や費用がかかる

インプラント治療の流れ

STEP1 診断と治療相談

模型やレントゲンなどで十分な診断を行い、患者様のための治療プランをご提案いたします。
この時に手術の内容や日程、費用や注意事項など詳しくご説明いたします。

STEP2 インプラント手術

患者様の治療箇所に応じたインプラント体を選択し、歯がない所へインプラントを埋入する手術を行います。
手術時間は治療する本数にもよりますが1時間前後で終了いたします。
手術中は局所麻酔により、痛みはありません。

術後の痛みは個人差がございますが、多少ズキズキとした感じがあります。ほとんどの方は1、2日で楽になります。
手術後、インプラントがあごの骨にしっかりと結合するまで2～6ヶ月ほど待ちます。

STEP3 人工歯の取り付け

インプラントのヘッド部を歯肉の上に露出させる2次手術をする場合があります。
インプラントの上に土台を取り付け、その上に人工歯を取り付けます。

STEP4 定期検診

インプラント治療後は正しくホームケアを行うとともに、定期的な検診が大切です。
インプラントを長く良い状態で保つために、6ヶ月に1回は定期検診をおこないましょう。

インプラントはメンテナンスが大切です

歯科医院で定期的なメンテナンスを行いましょう

インプラント埋入後メンテナンスを怠ることはできません。
インプラントは自分の歯と違いますので、神経も存在しませんし、 血液も流れておらず痛みを感じることも有りません。日々の中で歯みがきしない等のメンテナンスを怠りますと、インプラント周囲炎（歯周病）などが発症し、 最悪の場合インプラントが脱落することもあります。

インプラント埋入直後は、1回／月、埋入後1年目以降は、1回／３ヶ月は必ず来院して下さい。
定期的なメンテナンスを行うことでインプラントが長持ちし生着率が上がります。

最新機器導入を導入しています

当院では、インプラント体に付着したプラーク・バイオフィルムを除去するペリオメイト、
歯石除去に使用するバイオス等の最新機器を導入しています。